アチャン・ニャーナラトー師
オンライン「7月の法話と瞑想の会2021」
英国のアマラーワティー僧院のアチャン・ニャーナラトー師とオンラインでつながり、月例の「法話と瞑想の会」を開催します。
新型コロナウィルスの感染拡大が1年以上も続き、まだ終息が見えません。
「ガマンをしなさい」と忍耐を強いられているようなコロナ禍の日常に、
息苦しさを感じている方も少なくないのでありませんか。
世間では忍耐とは、自分を押さえ付けて我慢することのように思われています。
でも、ニャーナラトー師は仏教における忍耐の実践は、
慈しみや優しさでアプローチするのが基本であり、
その一方で智慧が深まっていくものだと言われます。
先の見えないコロナ渦を健やかに生きていくために、
忍耐を正しく理解することは、大きな助けとなるかもしれません。
そこで今月は、法話やアチャン・チャー師の7月の言葉、瞑想などを通して、
本来の「忍耐」ということを学んでいきましょう。
7月のアチャン・チャー師の言葉
Our practice is not about trying to achieve anything.
It is simply about looking directly at the mind.
But you must have patience.
With great patience and endurance gradually you will learn.
私たちの修行は何かを成し遂げようというようなことではない。 心を直接に見ることそれだけについてである。 ただし忍耐は必須である。 しっかりと耐え根気強くあることで少しずつ学んでいくのである。(ニャーナラトー師訳)
日時 2021年7月4日(日)
・アクセスに必要なURLは、申込み受付のメールでお伝えします。
・Zoomに慣れていない方、接続に不安がある方は、開始10分前ごろから開場していますので、余裕をもって早めにお入りください。なお、それより早く接続すると、待機室でお待ちいただくことになります
【重要】質問やメッセージを書かれた方へ、大切なお願い
・申し込み時の質問やメッセージを後から加筆修正したり、あらたに追加した方は、必ず事務局までご連絡ください。ご連絡がない場合は「こくちーず」のシステムの関係上、申し込み時の状態で師にお伝えされることがあります。
・参加の申込みは当日まで受付けていますが、質問(加筆修正も含む)はできれば開催日の3、4日前には記入されると、多忙な師が回答を吟味する時間が比較的持てます。質問をする方は、余裕を持って申込むことをお勧めします。
当日(4日)午前11時まで、申込みを受付けます
申込み、お問合わせ
アチャン・ニャーナラトー師 オンライン「7月の法話と瞑想の会2021」 2021年7月4日 - こくちーずプロ
(受付担当 森竹)
アチャン・ニャーナラトー師 プロフィール
本名:中尾茂人(なかお・しげひと)
1958年、奈良県生まれ。
京都大学医学部卒業後、精神的な探求のためアジアを旅し、
タイのワット・パー・ナーナーチャート(国際森林僧院)で1986年サーマネーラ(沙弥)出家、
翌年具足戒を受けて比丘出家する。
タイのアチャン・チャー師系列の寺院で修行後、
2001年からイギリスのアマラーウァティー僧院に移り、
自身の修行と後輩僧侶の指導のかたわら、
欧州各国や日本に招かれ一般に向けての法話会や瞑想会でも指導されている。
仏教総合誌 「サンガジャパン20号」にロングインタビュー掲載