アチャン・ニャーナラトー師
オンライン「12月の法話と瞑想の会2021」
ダンマパダ2
ダンマ(諸々のもの、こと)は、心が先立ち(心にもとづき)、心を主とし、心によってつくり出される。もしも清らかな心で話したり行ったりするならば、楽しみはその人につき従う。──影が(そのからだから)離れないように。
(注)ここでの「心」とは、意(おもい)や意思とも訳されるものです。
(上記は既にある和訳を参照して、ニャーナラトー師がまとめたものです)
今年一年、ますます世界は不安定で、不安で、混乱したものとなってきました。ただでさえ外側に向かいがちな心が、さらに外に向かっていった人も多かったのではないでしょうか。
経典『ダンマパダ』では、行為を行う元となる「心」のあり方こそが、私たちを善悪、あるいは幸せか幸せでないかに導くと、様々な表現で説かれています。なかでも今回取り上げる偈は、ストレートにそのことを示しています。
ここをしっかり押さえることで、たとえ外側は変化しても内側の安定、安心、明晰さを育むことができるとニャーナラトー師は言われます。そこで今回は、この偈やみなさんからの質問を通して、「心」の大切さを学んでいきたいと思います。
より善き2022年に向けて自身を振り返ったり、指針を得たりする機会となれば幸いです。
……………………………………………………………………………………
日時 2021年12月5日(日)
・アクセスに必要なURLは、申込み受付のメールでお伝えします。
・Zoomに慣れていない方、接続に不安がある方は、開始10分前ごろから開場していますので、余裕をもって早めにお入りください。なお、それより早く接続すると、待機室でお待ちいただくことになります
【重要】質問やメッセージを書かれる方へ、大切なお願い
・申し込み時の質問やメッセージを後から加筆修正したり、あらたに追加した方は、必ず事務局までご連絡ください。ご連絡がない場合は「こくちーず」のシステムの関係上、申し込み時の状態で師に伝わることがあります。
・参加の申込みは当日まで受付けていますが、質問(加筆修正も含む)はできれば開催日の3、4日前には記入されると、多忙な師が回答を吟味する時間が比較的持てます。質問をする方は、日にちに余裕を持って申込むことをお勧めします。
当日の午前10時まで、申込みを受付けます
申込み、お問合わせ
ニャーナラトー師 オンライン「12月の法話と瞑想の会2021」 2021年12月5日 - こくちーずプロ
アチャン・ニャーナラトー師 プロフィール
本名:中尾茂人(なかお・しげひと)
1958年、奈良県生まれ。
京都大学医学部卒業後、精神的な探求のためアジアを旅し、
タイのワット・パー・ナーナーチャート(国際森林僧院)で1986年サーマネーラ(沙弥)出家、
翌年具足戒を受けて比丘出家する。
タイのアチャン・チャー師系列の寺院で修行後、
2001年からイギリスのアマラーウァティー僧院に移り、
自身の修行と後輩僧侶の指導のかたわら、
欧州各国や日本に招かれ一般に向けての法話会や瞑想会でも指導されている。
仏教総合誌 「サンガジャパン20号」にロングインタビュー掲載
当日の午前10時まで、申込みを受付けます
申込み、お問合わせ
ニャーナラトー師 オンライン「12月の法話と瞑想の会2021」 2021年12月5日 - こくちーずプロ
(受付担当 森竹)