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ご帰国されたアチャン・ニャーナラトー師とオンラインでつながり、月例の「法話と瞑想の会」を開催します。
「信じる」
今回のテーマとして「信じる」という言葉を提案した時に、まず「信」(サッダー)ということがありました。
仏教の学びにおいて智慧の重要性が説かれますが、その中で「信」をどう捉えたらいいのかという点にスポットライトを当ててみたいという願いです。
一方、ふだんの言葉としての「信じる」にふれてみると、私たちにとって、とても大切であり、豊かな広がりを持った言葉である、と気づきました。
「信頼」「信用」「信念」「自信」「信仰」と「信」を含んだ言葉も多くあります。
そこでは、大切な意味合い、場面が想像されるように思います。
信じたい、
信じられない、
信じたくない、
信じてほしい、
何も信じることができない、
といった内なる声に出会うかもしれません。
また、例えば、
迷う、
疑う、
賭ける、
騙されたくない、
などの言葉が、「信じる」のまわりに見つかります。
いったい、何に依って(基づいて)信じることができるのか。
あるいは、どうして、信じられないのか、信じたくないのか。
そして、その「対象」を考えてみると、
自分を信じる、
相手、友、人を信じる、
国家を信じる、
未来を信じる、
教えを信じる、
等々。
「信じる」という言葉もまた、私たちが生きている有り様、大切な現場に立ち戻る機会を与えてくれるものと実感します。
仏教の中の「信」、そして日々生きていく中での「信じる」ーー
そこで呼び出される思い、経験、あるいは問いに出会い、振り返って学んでみたいと思います。
皆さんからのお声、メッセージを楽しみにしております。
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日時 2023年9月10日(日)
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申込み、お問合わせ
ニャーナラトー師「9月の法話と瞑想の会2023」 2023年9月10日 - こくちーずプロ
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アチャン・ニャーナラトー師 プロフィール
本名:中尾茂人(なかお・しげひと)
1958年、奈良県生まれ。
京都大学医学部卒業後、精神的な探求のためアジアを旅し、
タイのワット・パー・ナーナーチャート(国際森林僧院)で1986年サーマネーラ(沙弥)出家、
翌年具足戒を受けて比丘出家する。
タイのアチャン・チャー師系列の寺院で修行後、
2001年からイギリスのアマラーウァティー僧院に移り、
自身の修行と後輩僧侶の指導のかたわら、
欧州各国や日本に招かれ一般に向けての法話会や瞑想会でも指導されている。
仏教総合誌 「サンガジャパン20号」にロングインタビュー掲載
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