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ご帰国されたアチャン・ニャーナラトー師とオンラインでつながり、月例の「法話と瞑想の会」を開催します。
「カンマ(業)について振り返る」
カンマ(あるいは業、カルマ)については、折にふれ取り上げてきました。
複雑で困難に感じられることも多いこの世界において、自分自身にも人々にも正しく出会い、心安らかに過ごすために、カンマ(業)をよく理解し、それを生きていく上での視点として心に留めておくことが必要だと考えています。
しかし、この言葉の世の中での使われ方、イメージなどもあって、難しさや抵抗感を感じられることも少なくないかもしれません。
毎回の終わりにご一緒に誦えている「慈しみの言葉」の中でも、カンマ(業)についての言葉があります。
「生きとし生けるものは、カンマ(業)の主であり、カンマを引き継ぎ、カンマによって生まれ、カンマにつながり、カンマに支えられています。
何をしようとも、善であれ、悪であれ、その結果を引き継ぎます。」
慈しみの言葉として、例えば、「幸せでありますように」、とか、「苦しみのありませんように」は分かりやすいとして、どうして、カンマ(業)がそこで言及されているのか、といぶかる方も少なくないかと思います。
皆さんの率直な思い、疑問、あるいは経験を伺えれば、たいへんありがたく思います。そのことで、かえって、忘れていたり触れないようにしてきたかもしれない問いや抵抗感に出会うことになるかもしれませんが、その上で、あらためて、このテーマに真っ直ぐに向き合う機会になればと願っています。
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日時 2023年10月1日(日)
【重要】質問やメッセージを書かれる方へ、大切なお願い
・申し込み時の質問やメッセージを後から加筆修正したり、あらたに追加した方は、必ず事務局までご連絡ください。ご連絡がない場合は「こくちーず」のシステムの関係上、申し込み時の状態で師に伝わることがあります。
・参加の申込みは当日まで受付けていますが、質問(加筆修正も含む)はできれば開催日の3、4日前には記入されると、多忙な師が回答を吟味する時間が比較的持てます。質問をする方は、日にちに余裕を持って申込むことをお勧めします。
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ニャーナラトー師「10月の法話と瞑想の会2023」 2023年10月1日 - こくちーずプロ
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アチャン・ニャーナラトー師 プロフィール
本名:中尾茂人(なかお・しげひと)
1958年、奈良県生まれ。
京都大学医学部卒業後、精神的な探求のためアジアを旅し、
タイのワット・パー・ナーナーチャート(国際森林僧院)で1986年サーマネーラ(沙弥)出家、
翌年具足戒を受けて比丘出家する。
タイのアチャン・チャー師系列の寺院で修行後、
2001年からイギリスのアマラーウァティー僧院に移り、
自身の修行と後輩僧侶の指導のかたわら、
欧州各国や日本に招かれ一般に向けての法話会や瞑想会でも指導されている。
仏教総合誌 「サンガジャパン20号」にロングインタビュー掲載
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