コマメディア 〜史上最弱の仏弟子コマメ〜

雑誌、書籍で活動するライター森竹ひろこ(コマメ)が、仏教、瞑想、マインドフルネス関連の話題を紹介。……最弱なのでおてやわらかに!

【告知】プラユキ・ナラテボー師×柳田敏洋神父対談 「慈悲とアガペー」:9月30日(金)19時〜

 
プラユキ・ナラテボー師×柳田敏洋神父対談 
「慈悲(抜苦与楽)とアガペー(神の愛)~心の本質を宗教を超えて確認する~」(リアル会場&オンライン同時開催)
 
 
プラユキ師と、キリスト教ヴィパッサナー瞑想でもおなじみの柳田敏洋神父による、待望の対談が実現しました!
対談会場はイエズス会無原罪聖母修道院(東京・上石神井)の聖堂。オンラインでのライブ中継に加えて、会場でもご参加できます(会場は限定20名)。
カトリックの聖堂で法話を聞ける貴重な機会です。
また見逃し配信付きなので、当日ご予定のある方も、後で視聴することができます。
 
皆さんのご参加を、お待ちしています (企画運営協力:森竹ひろこ)
 

【開催日】
2022年9月30日(金)

【時間】
19:00~21:00

【会場】
イエズス会無原罪聖母修道院(東京・上石神井)の聖堂。

【参加方法】
・オンライン参加(Zoomミーティング)
・会場リアル参加(限定20名。終演後簡単な懇親会を予定しています)
 

【参加費】
・オンライン参加 3,500円
・会場リアル参加 5,000円(限定20名)
 

【内容】
慈しみは、知慧の開発と並んで仏教の基本となる価値であり、生き方です。慈しみを含む、慈悲喜捨の四つの価値は四無量心といって、無限に成長させていくべき心の質とされています。慈しみ(mettā)は友情を意味し他者を思いやること。そして悲(karuṇā)は他者の苦しみを我がこととしてそれを取り去ろうとすること。苦しみを抜き去り、楽を与える。それが慈悲の本質といえるでしょう。この抜苦与楽の価値を大切にして活動されているのが、プラユキ・ナラテボー師です。プラユキ師の法話の中心には、常に抜苦与楽があります。

一方、キリスト教は愛の宗教と言われていますが、愛には性愛、友愛、母子愛を挙げていますが、それらとは次元の違う崇高な愛としてアガペー(神の愛)を言います。アガペーは「無償・無条件の存在肯定」とされ、真の隣人愛を表現するそうです。柳田敏洋神父はキリスト教の中でヴィパッサナー瞑想を指導され、その核心にアガペーを見ておられます。そして、「愛する」とは「大切にする」ことであると言います。

仏教の慈悲・抜苦与楽と、キリスト教アガペー(無償・無条件の存在肯定)は、ともに心の大切な部分、大切な生き方の指針を表しているのではないでしょうか。

今回の対談では、仏教とキリスト教を慈悲と愛をもって架橋し、普遍的な心の本質に触れ、この困難な時代における私たちの生き方を改めて考える時間にしたいと思います。
 
 
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