コマメディア 〜史上最弱の仏弟子コマメ〜

雑誌、書籍で活動するライター森竹ひろこ(コマメ)が、仏教、瞑想、マインドフルネス関連の話題を紹介。……最弱なのでおてやわらかに!

【告知】1月29日(水)ほびっと村瞑想会で、森竹が「慈悲の瞑想」の紹介します

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昨年12月から毎週水曜日の午後16時から約2時間、「ほびっと村瞑想会」を開催しています。

ほびっと村は東京の西荻窪にあるビルを本拠地に、1階の有機野菜や自然食品を売る「長本兄弟商会」、2階のオーガニックレストラン、3階の”やくにたつ”本屋「ナワ・プラサード」と畳敷きのフリースペース「ほびっと村学校」で構成されています。誕生は1976年、一時は日本のカウンターカルチャーの拠点とも言われていました。

 

最近はちょっと元気がなかったほびっと村ですが、昨年11月に縁のある人たちで「ほびっと村人の会」を結成。90年代、南荻窪に住んでいて部室のように通っていた森竹も末席に入れてもらいました。

さらに、瞑想の指導や経験をつんだ村人が中心になって「ほびっと村瞑想部」を立ち上げました。

その瞑想部員や、縁のある瞑想(坐禅や気功、ボディーワークなどもふくむ)指導者が案内人を務めるのが「ほびっと村瞑想会」。毎回案内人は変わり、様々な瞑想が楽しめるビッフェ料理のような瞑想会です。

 

次回、1月29日(水)のテーマは「ゆるしてゆるむ&慈悲の瞑想」。森竹が慈悲の瞑想パートの案内人を勤めます。

以下、告知になります。関心と時間のある方は、ご参加ください。

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第10回は【ゆるしてゆるむ&慈悲の瞑想】 ※内容は予定

 ふだんの疲れをとり、深くくつろぐリラクセーションと、慈悲の瞑想です。マインドフルネスはコンパッションとひとつです。自他の抜苦与楽を実現するベースに、慈悲があります。この瞑想会で、初めて行う慈悲の瞑想。案内人は、仏教ライターで、長年様々な仏教瞑想を実践してきたコマメさん(森竹ひろこ)です。
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【自分と仲良くなり、世界と仲良くなる慈悲の瞑想】

 
仏教に伝わる「慈悲の瞑想」では、まず「わたしが幸せでありますように」と、

自分の幸せを心から願うところから始まります。

自分の幸せを堂々と願えるなんて、なんて嬉しいことでしょう!

私たち現代人は、自分のことを後にするのが美徳とされていますが、本当にそうでしょうか。

 

現代の大長老の一人、グナラタナ師はいわれます。

「自分に慈しみがあれば、他者にたいして慈しみを向けやすくなります。自分のことを心から慈しむ人は、他者を害しません。これは慈しみの価値を知り、『世界中のすべての人が互いに慈しみで接するならどれほど幸せになるか』ということを理解しているからです」(『慈悲の瞑想』バンテ・ヘーネポラ・グナラタナ著、出村佳子訳:春秋社)


 仏教では自分への慈しみと、他者への慈しみを区別しません。

そして、だれの心にも「慈しみの種」はあると説かれます。

「慈悲の瞑想」は、その慈しみの種を育てるレッスンです。

まずは自分を労わり幸せを願い、さらにその思いを外の世界へと向けていきます。

 

今まで私たちは、仕事、人間関係、恋愛、才能、性格、容姿……あらゆる領域において、

どれだけ自分で自分をジャッジし、ダメ出しをして苦しめてきたことでしょう。
「慈悲の瞑想」を通じて、今まで蔑ろにしていた自分と仲直りし、

そして世界とも仲良くなるお手伝いができれば幸いです。

 

わたくし森竹も、まだまだ道半ばですが、

今までの経験をシェアしつつともに実践していきましょう。

《内容》
*深いくつろぎの瞑想
 畳の上で徹底的にくつろぎ、自分に慈悲を向けるトータルリラクセーション。
*森竹さんによる慈悲の瞑想の実践。

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【参加費】 1000円+αのカンパ(できれば2000円)
(1000円では足りません。会の運営や経費に+α必要です。今のところぎりぎりなので、ご協力いただけるとありがたいです)

【場所】西荻窪ほびっと村学校 http://www.nabra.co.jp/hobbit/hobbit_mura.htm

【日時】 2020年1月29日(水) 午後4時~6時

【今回の案内人】 森竹ひろこさん 仏教ライター
都市計画の業界誌をへて独立。25年以上フリーランスのライターとして活動。

 

幼少のころから、仏教をはじめ神道キリスト教など宗教と身近にすごす。

1995年のベトナムの禅僧ティク・ナット・ハンの来日をきっかけに仏教瞑想と出会い、途中6年間の濃密な修行生活を経験し、この分野の仕事にも関わるように。

書籍や、女性誌「クロワッサン」(マガジンハウス)からマンガ雑誌週刊少年サンデー」(小学館)にいたるまで幅広い媒体で、仏教(宗教)や瞑想、マインドフルネスに関する取材・執筆・制作協力を行う。

仏教総合雑誌「サンガジャパン」(サンガ)のレギュラーライターの一人

★瞑想関連の資格など

気づきの瞑想(チャルーン・サティ:手動瞑想、歩行瞑想、呼吸瞑想)の総本山的存在である、タイのスカトー寺。その副住職を務めるプラユキ・ナラテボー師のもとで9年学んだ後、気づきの瞑想を指導することを認可される 。

小池龍之介師の「月読瞑想師範学校」3年満期終了 。

また、心理カウンセラーの資格をもち、傾聴を通して子どもや学生を支援する活動を細く長く続けています。

【リラクセーション担当】
 プラムヴィレッジの実践を重ねた仲間が担当します。当日までお楽しみ。

 

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