“Patience“ と彼は言った。
最近こんなことがありました。
要求、疑問を果てることのないほどに繰り返す知人がいるのですが、私の友人は、それでも、定期的に時間をかけて話をする機会を設けてきました。私は、自分ではとてもできそうもないと、ただただ感心するばかりでした。
いったいどうしてそれができているのだろうかと尋ねてみると、「ペイシェンス(Patience、忍耐)」という一言が、落ち着いた笑顔と共に、ゆっくりと、はっきりと、彼の口からもたらされました。
忍耐は大切なものだと、常に習い、思いおこし、また語ってきたように思うのですが、彼のこの言葉を聞いた時、あらためて何かとても尊いものに出会ったような気持ちになりました。その味わいに、救われたようでもあり、励まされたようでもありました。とても心に染み入る瞬間でした。
こんなことがあって、今回の法話会のテーマに「忍耐」ということを置いてみたいと思いました。
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日時 2022年6月5日(日)
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申込み、お問合わせ
ニャーナラトー師「6月の法話と瞑想の会22」 2022年6月5日 - こくちーずプロ
当日の午前10時まで、申込みを受付けます
アチャン・ニャーナラトー師 プロフィール
本名:中尾茂人(なかお・しげひと)
1958年、奈良県生まれ。
京都大学医学部卒業後、精神的な探求のためアジアを旅し、
タイのワット・パー・ナーナーチャート(国際森林僧院)で1986年サーマネーラ(沙弥)出家、
翌年具足戒を受けて比丘出家する。
タイのアチャン・チャー師系列の寺院で修行後、
2001年からイギリスのアマラーウァティー僧院に移り、
自身の修行と後輩僧侶の指導のかたわら、
欧州各国や日本に招かれ一般に向けての法話会や瞑想会でも指導されている。
仏教総合誌 「サンガジャパン20号」にロングインタビュー掲載
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ニャーナラトー師「6月の法話と瞑想の会22」 2022年6月5日 - こくちーずプロ
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(受付担当 森竹)