ご帰国中のアチャン・ニャーナラトー師とオンラインでつながり、月例会「法話と瞑想の会」を開催します。
比較すること、苦しみ、安らぎ
私たちは、当たり前に、比べ比較し、あるいはスタンダードというようなものに当てはめて、自分自身や他の人を「判じて」いるように思います。時には無自覚に、時には、あたかも必然のように強い意志さえ持って、そのようにしているかもしれません。それは、ひとりひとりのあり方であったり、社会のような「全体的な」ものとして現れたりしているともいえるでしょうか。
仏教では、「慢」、パーリ語でMānaマーナとして扱われる心の側面が説かれます。私たちは、「〜より優れている」「〜より劣っている」あるいは「同じである」という捉え方で、比較して自他を「判定」して、喜んだり、安心したり、妬んだり、焦ったり、時に無力感に苛まれたりと、さまざまな経験をしているように思えます。
今回、もう一度、安らぎとはどういうことなのか、比べることを離れたあり方は可能なのか、あるいは、ほんとうに自らをいたわり、真の「自信」とはどういうことなのか、といったことを一緒に振り返る機会になればと願っています。
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日時 2022年9月4日(日)
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申込み、お問合わせ
ニャーナラトー師「9月の法話と瞑想の会2022」 2022年9月4日 - こくちーずプロ
当日の午前10時まで、申込みを受付けます
アチャン・ニャーナラトー師 プロフィール
本名:中尾茂人(なかお・しげひと)
1958年、奈良県生まれ。
京都大学医学部卒業後、精神的な探求のためアジアを旅し、
タイのワット・パー・ナーナーチャート(国際森林僧院)で1986年サーマネーラ(沙弥)出家、
翌年具足戒を受けて比丘出家する。
タイのアチャン・チャー師系列の寺院で修行後、
2001年からイギリスのアマラーウァティー僧院に移り、
自身の修行と後輩僧侶の指導のかたわら、
欧州各国や日本に招かれ一般に向けての法話会や瞑想会でも指導されている。
仏教総合誌 「サンガジャパン20号」にロングインタビュー掲載
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ニャーナラトー師「9月の法話と瞑想の会2022」 2022年9月4日 - こくちーずプロ
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(受付担当 森竹)