現在、発売中の女性誌『クロワッサン No.983』(マガジンハウス)の「クロワッサン カルチャー クラブ」のページで、江戸時代の禅僧、仙厓義梵さんの禅画展「仙厓礼讃」のコラムを書かせていただきました。
ユーモアあふれる作風で、「ゆるキャラの元祖」「かわいい禅画」とも言われ、女性誌でもよく取り上げられる仙厓さんですが、その先にある禅の世界にも触れていただければという思いで、執筆しました。
限りある命だから存分に生きぬくことを、自らの人生で示した仙厓さん。「かわいい禅画」にほっこりしつつ、生きる元気をもらえそうだ。
特別付録はフェルメール9作品の大判付箋
今号のテーマは「知れば知るほど、名画は楽しい」。この秋はフェルメール展、ルーベンス展(あの『フランダースの犬』のネロ少年が、いつか観たいと願い続け、最期についに目にすることのできた祭壇画の作家です)、ムンク展など、見逃せない展覧会が目白おし。それらの見どころを中心に、わかりやすく名画鑑賞の魅力を紹介しています。
女性誌のなかでもアート特集には定評のある『クロワッサン』。柔らかい言葉でアートを学び、楽しみたい方には、特にお勧めします。