コマメディア 〜史上最弱の仏弟子コマメ〜

雑誌、書籍で活動するライター森竹ひろこ(コマメ)が、仏教、瞑想、マインドフルネス関連の話題を紹介。……最弱なのでおてやわらかに!

今年の誕生日は「気づきの日(マインドフルネス・デー)」に参加して、胴上げをしてもらいました。

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昨日、9月11日は私の継続の日(誕生日)。ちょうど今月の「気づきの日(マインドルネス・デー)」にあたり、PVサンガでは一番長いおつき合いになる、表丹沢のゆとり家サンガに参加しました。

 

アン・フーンさんアワー

午前中は日本全国のサンガが、ワシントンのアン・フーンさん、ツーさんご夫妻とネットテレビでつながり、瞑想指導・実践と質疑応答を受けました。

質疑応答ではAさんの仕事や子育てに対する迷いに、アン・フーンさんが丁寧にカウンセリングをするように語りかけ、その迷いの本質へと踏み込んでいきました。

 

「まわりの人が幸せでなければ、あなたは幸せではないのですか。あなたの幸せは、他人に依存しているのですか?」

「あなたは心の深いところに、強い不安感があるのを気づいてますか?」

「家族が幸せでない時、職場の人が幸せでない時、あなたは自分をせめましたか?」

「12歳の時のことを覚えていますか?その時に悲しさや、さびしさを感じることはありましたか?そして、そのことを誰か伝えましたか?」

   (プライバシー保護のため、趣旨はそのままに多少言葉を変えています。)

 

アン・フーンさんの問いは、その場にいた一人一人に問いかけているようでした。そしてAさん個人をこえて、それぞれが抱えていた問題ともどこかでリンクし、自分と深く向き合う時間となったようです。午後のシェアリングの時間は、何人もがそこから得た気づきをシェアしてくれました。

 

 

・歩く瞑想

 午後の歩く瞑想ではベル・マスターを担当し(継続の日特典?)、先頭を歩き、要所要所で鐘を招きました。

長くプラクティスをしていますが、初めてするお役目!いつもの野外の歩く瞑想では、歩くことと、今いる環境を味わうことに自然と心が定まります。でも先頭で歩くと、ペース配分や進路などが気になり、思考に囚われることなくマインドフルに歩くのは結構難しいものです。

 

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途中から雨が降りましたが、重なり合う葉や枝が雨宿りのスペースを作ってくれました。

 

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自然に静黙の時間となりました。人が黙ると、里山の自然は雄弁になり、多くのことを語りかけてくれます。

 

 

・座る瞑想(ガイドメディテーション

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座る瞑想(ガイドメディテーション)。今回のガイドはベテランのひろしさんが担当。落ち着いたインストラクションに、瞑想も深まります。

 

 

 ・マインドフルネス胴上げ?

プログラム終了後、いきなり主宰の島田さんの音頭でハッピーバースデーの合唱が。

その後、なぜか胴上げに。人生初の胴上げです!

 

みなさん、すごく優しく空中にフワリと放り上げてくれました。

すごく気持ちいい、全然怖くない。

心を配って丁寧にしてくれているのが、伝わってきます。

 

考えてみれば自分はこんなふうに、たくさんの人やものに支えられて、なんとか今日まで生きてこられたことに思いが至りました。

感謝と喜びが織りなす思いが、ジワジワとこみ上げてきます。

 

マインドフルネス胴上げ、いいですね!

以前、ゆとり家さんでは、その月の誕生日の人を胴上げしていたそうですが、これを機に復活しませんか。