コマメディア 〜史上最弱の仏弟子コマメ〜

雑誌、書籍で活動するライター森竹ひろこ(コマメ)が、仏教、瞑想、マインドフルネス関連の話題を紹介。……最弱なのでおてやわらかに!

【告知】9月22日(木・祝日) 英国で活躍される日本人比丘、アチャン・ニャーナラトー師の瞑想会を開催します。

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欧米のテーラワーダ仏教僧院の中心、英国アマラワティ僧院の副僧院長を務められるアチャン・ニャーナラトー師をお招きして、「法話と瞑想の会」を開催いたします。

 

ニャーナラトー師は日本人で、現在一時ご帰国中です。

師は京都大学医学部をご卒業。国家試験に合格するも医師の道を選ばず、20世紀を代表する大長老の一人、アチャン・チャー師が設立されたタイのナナチャット森林僧院(国際森林僧院)で、1987年に比丘出家されました。その後、タイでの修行生活をへて、2001年にアチャン・チャー師系列の英国アマラワティ僧院に招かれて活動の場とされています。

 

現在は自身の修行や後進比丘のサポートとともに、西洋社会を生きる人たちに向けて法話や瞑想指導をされています。師の話される言葉はシンプルですが、奥深くかつ理論的。現代社会を生きる私たちにもクリアに届くように、「ブッダの教え」を説いてくださいます。

 

 比丘出家から現在まで200以上の戒律を守られ、長年の修行と指導の経験を持つ正統のテーラワーダ比丘から、日本語で正真のダンマ(仏法)をお聞きし、瞑想指導を受けられるまたとないチャンスです。また、質疑応答の時間も設けましたので、仏法や瞑想から日常生活まで、疑問に思われていることをこの機会にお聞きください。

  

※上の写真はアマラワティ僧院近くの森です。青に輝く花のカーペットはブルーベル。木漏れ日の陰影を作っているのはブナ。イギリスの田園地帯の森にテーラワーダの黄衣が、意外なほどに馴染んでいます。知的でお優しいニャーナラトー師の心象風景を見るようです。

 

日時 

2016年9月22日(木・祝日)

14時00分〜17時00分(13時45分 開場予定)

質疑応答の進行によっては、さらに1時間ほどの延長をお願いしています。

 

場所 

日本橋社会教育会館 第一和室(地下2階) 

〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町1丁目1番17号日本橋小学校等複合施設)

会場は「マインドフルネス瞑想会」で申込んでいます。

 

地下鉄 人形町駅(都営浅草線、東京メトロ日比谷線) 徒歩5分ほど

    水天宮前駅東京メトロ半蔵門線) 徒歩8分ほど

 

内容 

法話、瞑想指導・実践、質疑応答(適時、休憩が入ります)

 

参加費 

3000円(または、それ以上の御志)

会は有志のボランティアで運営します。いただいた参加費は、ニャーナラトー師の東京までの交通費、宿泊費、会場使用料などの必要経費を支払い後、全額を支援者を通じてお布施いたします。

また、参加費の支払いが困難な方はお問い合わせください。経済的な理由で学べないことがないように、対応いたします。

 

→  事前の申込みは必要ありません。当日、会場におこしください。 

 

お問い合わせ

karunanet2012@gmail.com(森竹)

 

 世話人(五十音順)

川島栄作、中島浩一郎、穂原俊二、森竹ひろこ

 

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 プロフィール

 

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「サンガジャパン20号」インタビュー中に撮影

アチャン・ニャーナラトー師 本名:中尾茂人(なかお・しげひと)

1958年、奈良県生まれ。

京都大学医学部卒業。医師の国家試験に合格後、精神的な探求のためアジアを旅し、タイのナナチャット森林僧院で1986年サーマネーラ(沙弥)出家、翌年具足戒を受けて比丘出家する。タイのアチャン・チャー系列の寺院で修行後、2001年からはイギリスのアマラワティ僧院に移り、現在は同僧院の副僧院長を務める。

2016年7月 NHKラジオ「宗教の時間」出演

 「サンガジャパン20号」にロングインタビュー掲載