【注意】受付完了のメールが届いていない方は、迷惑メールとして処理されていることが大変多いです。まずは、「迷惑メールフォルダ」などをご確認ください。
イギリスのアマラーワティー僧院からご帰国中のアチャン・ニャーナラトー師とオンラインでつながり、月例の「法話と瞑想の会」を開催します。
「争いと安らぎ」
争いという言葉に、皆さんは何を思われるのでしょうか。
例えば、世界情勢に心が向かう方も少なくないかもしれません。
分裂、否定、対立、分断、破壊といった厳しい状況、また、それに伴う、憤り、不安、恐怖、悲しみ、苦しみ、あるいは無力感といった、困難な感情。
日本の中や身近な社会においても、普段の生活の場面でも、そして一人一人の心の中でも、絶え間なく、繰り返し出会う、争いという経験、出来事。
だからこそ、私たちは、これほどまでに、当たり前に、安らぎを求め、安らぎに安堵するのだろうかと思います。(もちろん、そんなことには関心がない、あるいはそれどころではない、という人もいらっしゃるでしょうけれど)
安らぎという言葉、それを思うだけでも、その響きを思い出すだけでも、救われるような気がします。
争いと安らぎというテーマですが、もし重いテーマになっていたらお許し下さい。
けっして新しいことではなく、むしろ常に傍にあるような事がらですが、今回立ち止まって、もう一度このテーマを見てみたいと思いました。今、社会の中に、いろいろな形、いろいろな場面で争いがあり、また、そのことで疲弊している、(直接見聞きしているのか、あるいは雰囲気のようなものを感じているのかわかりませんが)なぜかそのように、折にふれ感じてしまい、だから、今月はこのテーマで、と思い至ったのでした。
争いは苦しい経験であるはずなのに、止めることができない。繰り返してしまう。
世界でも、社会でも、個人的なことでも、あるいは内面的なことでも。
一方で、安らぎに私たちは救われ支えられてきた。
生きていく中で、学びの歩みの中で、「争いと安らぎ」はどのように現れ、経験されているのか。
いつものように、皆さんの思いや感想、気になっていること、問題、ご経験などを、ご自由にメッセージとしていただければ、たいへんうれしく思います。
─────────────────────────────
日時 2024年10月6日(日)
【重要】質問やメッセージを書かれる方へ、大切なお願い
・申し込み時の質問やメッセージを後から加筆修正したり、あらたに追加した方は、必ず事務局までご連絡ください。ご連絡がない場合は「こくちーず」のシステムの関係上、申し込み時の状態で師に伝わることがあります。
・参加の申込みは当日まで受付けていますが、質問(加筆修正も含む)はできれば開催日の3、4日前には記入されると、多忙な師が回答を吟味する時間が比較的持てます。質問をする方は、日にちに余裕を持って申込むことをお勧めします。
申込み、お問合わせ
アチャン・ニャーナラトー師 プロフィール
本名:中尾茂人(なかお・しげひと)
1958年、奈良県生まれ。
京都大学医学部卒業後、精神的な探求のためアジアを旅し、
タイのワット・パー・ナーナーチャート(国際森林僧院)で1986年サーマネーラ(沙弥)出家、
翌年具足戒を受けて比丘出家する。
タイのアチャン・チャー師系列の寺院で修行後、
2001年からイギリスのアマラーウァティー僧院に移り、
自身の修行と後輩僧侶の指導のかたわら、
欧州各国や日本に招かれ一般に向けての法話会や瞑想会でも指導されている。
仏教総合誌 「サンガジャパン20号」にロングインタビュー掲載
申込み、お問合わせ
ニャーナラトー師「10月の法話と瞑想の会2024 争いと安らぎ」 2024年10月6日 - こくちーずプロ