・アチャン・ニャーナラトー師の、通い型の京都リトリートのお知らせ
その副僧院長を務める日本人比丘、アチャン・ニャーナラトー師の、2日間にわたる日帰り(通い)リトリートを開催します。
アチャン・チャー系列の先生方は一般的に、瞑想のあまり細かいテクニックの指導はされないようです。ニャーナラトー師も「ホリデー オブ ザ ハート」「doing nothing(なにもしない)」などの言葉をキーワードに、あり方に重点をおいて瞑想を指導してくださいます。
仏教瞑想の本質に触れたい方はもちろん、普段、テクニックがしっかりした瞑想をされている方にも新たな視点を与え、瞑想に対する理解を深めてくれることと思います。また、瞑想初心者の方も、無理なく取り組めるようにスケジュールを組みましたので、安心してご参加ください。
(リトリート中は基本、沈黙を守ります)
西洋では、2,3日の週末のリトリート(瞑想の合宿)を行うときは、ふつうは、アマラワティ僧院の場合を含めて、泊りがけで参加してもらう形をとります。その点は日本でもたぶん似ているかと思うのですが、数年前のスペインの首都マドリッドでの会では、大都市の中心部だったせいで宿泊施設付きは困難で、通いの合宿として、いっしょに瞑想を学ぶということになりました。その結果、この瞑想会のスタイル、場所の制約ゆえに、かえって日常の生活との接点、継続性も自ずと自覚されるというメリットがもたらされたように思います。
今回もねらいとしては、瞑想をあまり特別なものととらえず、「普通」で、「ふだん」のあり方の中で、瞑想、あるいは心のあり方を学んでいきたい、といったところを考えています。閑静な環境に厳しくこもることができるのも素晴らしいのですが、今回は日常生活に近いところでいっしょに瞑想に「ふれる」、「慣れる」、そして日々の暮らしに「生かす」ということがテーマとなります。
スケジュール
9月17日(日)
開場 9時40分
リトリート 10時00分〜16時45分
リトリート 10時00分〜16時45分
18日(月・祝)
開場 9時15分 リトリート開始まで自主瞑想ができます
開場 9時15分 リトリート開始まで自主瞑想ができます
リトリート 10時00分〜16時30分
終了後、1時間ほど同じ施設のカフェで懇親会を予定
希望者のみ、参加費は無料ですが、ご自身で注文した飲食代のみ支払いください
※リトリート中は、基本的に沈黙を守ります
会場
会場
梅小路公園内 緑の館 和室(2階)
バス便あり
定員 30人ほど
ドネーション(お布施)
目安として6,000円
リトリートは参加者のドネーションによって運営いたします。
参加者は6,000円を目安に、さらに功徳を積みたい方、ニャーナラトー師の活動を支援されたい方はそれ以上を、この金額が厳しい方は無理のない金額を、受付けでお渡しください。
(申込みフォーム「こくちーず」では、システムの関係上6000円に設定していますが、あくまでも目安です)
経費を支払い後に余剰が出た場合は、ニャーナラトー師の日本での活動の支援や、師の監修による施本の制作に活用させていただきます。
なおリトリートは、仏法を学び実践する有志が、身施(ボランティア)としてお世話いたします。
お知らせ
・昼の休憩時間を設けますので、ランチは各自でおとりください。会場は開放していますので、ここで持参した食事をとることも可能です。
・会場には座布団や椅子の用意はありますが、使いなれた座布やクッションなどを必要に応じて持参ください。
・天候しだいで野外で歩く瞑想を予定していますので、熱中症や日焼け、虫除などの対策グッズを、必要な方は用意ください。
申込み、問合せ
京都リトリート世話人 でじま、森竹