コマメディア 〜史上最弱の仏弟子コマメ〜

雑誌、書籍で活動するライター森竹ひろこ(コマメ)が、仏教、瞑想、マインドフルネス関連の話題を紹介。……最弱なのでおてやわらかに!

【告知】「ティク・ナット・ハンの微笑みと気づきの瞑想を体験する」と、新年会を開催します。  

ティク・ナット・ハンの「微笑みと気づきの瞑想」を体験する    〜瞑想経典3部作の完結を記念して

 

 

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   講師の島田啓介氏近影 主宰するワークショップハウス「ゆとり家」のある、表丹沢の里山にて

 

  欧米発のマインドフルネス・ムーブメントの父といわれる、ベトナムの禅僧ティク・ナット・ハン師。師がマインドフルネス瞑想の実践の手引とあげているのが、三つの仏教経典「四念処経」「出入息念経(安般守意経)」「一夜賢者経」です。

 今年、ティク・ナット・ハン師による、この三つの経典の解説書の出版が完結しました。それを記念して、翻訳を担当された島田啓介氏による、お話&ワークショップを開催します。

 経典で説かれたマインドフルネス(気づき)の実践をまじえ、日常に根差した視点で経典を解説いただきます。マインドフルネスの理解を深めたい方から、仏教瞑想実践者まで幅広い方に、多くの学びと恵みを与えくれることでしょう。

 

島田啓介氏からのメッセージ

 「瞑想」〜現代ではメンタルヘルスと言い換えたほうが分かりやすいかもしれません。最近瞑想という言葉に以前ほどの抵抗を感じない人が増えてきています。テレビや雑誌で、そして書籍で瞑想のタイトルを多く目にするようになりました。

 ベトナム出身で、フランスに長年住む禅僧ティク・ナット・ハンは、仏教の実践の根幹である「マインドフルネス(気づき)の瞑想」の古典を、「ブッダの<気づき>の瞑想」「ブッダの<呼吸>の瞑想」「ブッダの<今を生きる>瞑想」として紹介しています。これらは、仏教の古典を現代人である私たちにもわかりやすく、実践しやすいかたちで解説したすぐれたテキストです。

現代人である私たちは、多少なりともストレスや悩みを抱え、人間関係にも疲れています。ティク・ナット・ハンの本は、そんな現代人にブッダの教えを分かりやすく伝える架け橋です。今このままの生活の中で、安らぎと信頼を取り戻し、目の前の問題にどう取り組んでいけるのか? 隠遁しなくても心の解放はあるのか? その鍵が2500年も前の教えの中にあるのです。

 本講座では、これらのテキストを実際に体験できるよう、訳者による「瞑想の3部作」の解説と、テキスト中の瞑想を組み合わせながらお伝えします。きっと日常の中で生かすためのきっかけを、持ち帰っていただけると思います。

 

日時 2017年1月14日(土)

 13時30分〜16時30分(進行によっては、30分ほど延長あり)

 

場所 「せたがや がやがや館」 3階 交流室

   東京都世田谷区池尻2-3-11 アクセス

   東急田園都市線「池尻大橋」駅から徒歩10分

 

会費 3,000円

 

内容

 ●ゆるんで場になじむ〜リラクセーション(深く安らぐ瞑想)

  • 現実に目覚める「マインドフルネス瞑想」〜呼吸・体・感覚・感情・思考・周囲の世界を感じる
  • 一杯の水を飲む〜今ここの奇跡、日常の幸福を知る
  • 心が作り出す苦しみを超える〜苦しみのしくみを知る
  • 沈黙を味わう〜存在の質を深める
  • 対人関係のマインドフルネスの実践〜インタービーイング(相互存在)の実践
  • 分ち合い〜深く聴き、深く話す実践

 

 

ティク・ナット・ハンの瞑想3部作とは

ブッダの<気づき>の瞑想』(四念処経:四つの気づきの確立についての経典)

ブッダの<呼吸>の瞑想』(安般守意経:呼吸による気づきの経典)

ブッダの<今を生きる>瞑想』(一夜賢者経:ひとりで生きるより良き道を知る経典)(すべて野草社刊)

※訳者によるこの三冊についての詳しい解説は、『サンガジャパン25号 原始仏典』 「ティク・ナット・ハンの原始仏典解説を読むために」(島田啓介)をお読みください

 

講師プロフィール 

島田啓介 (しまだ・けいすけ)
1958年群馬県生まれ。翻訳家。精神科ソーシャルワーカー(PSW)・カウンセラー。大学非常勤講師(看護学科)。ワークショップハウス「ゆとり家」主宰。農業をベースにした自給的生活と、からだとこころの癒しの提供に取り組む。1995年のティク・ナット・ハン師来日ツアー主催者の一人。ティク・ナット・ハンのメソッドによる瞑想会や、マインドフルネスをテーマにした講演会、ワークショップ、研修を各地で開催。ティク・ナット・ハン師の著書の翻訳を多く手がける。

 最新刊の訳書に『怖れ〜心の嵐を乗り越える深い智慧』(サンガ刊)ティク・ナット・ハン著 『ブッダの<今を生きる>瞑想』(野草社刊)ティク・ナット・ハン著などがある。

 ゆとり家HPhttp://www.yutoriya.net(「ゆとり家」で検索しても出てきます)

 

※ 当イベントは、下部に掲載した「こくちーず」の申込みフォームからお申込みください。

 

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「A  Happy  Continuation Year  Party 

    (継続の年おめでとうパーティー)」

 

 終了後は懇親会を兼ねて、新年会「A  Happy  Continuation Year  Party (継続の年おめでとうパーティー)」を開催します。

 

ご参加いただける方

・「ティク・ナット・ハンの微笑みと気づきの瞑想を体験する」の参加者

・各地で行なわれている「気づきの日」や、プラムヴィレッジ僧侶団来日ツアーなど、(プラムヴィレッジ)サンガによるイベントの参加経験者

・島田啓介氏の講座の生徒さん

・その他、(プラムヴィレッジ)サンガ、もしくは島田氏とご縁のある方

・以上の条件の方の同伴者

 

日時 2017年1月14日(土)

 17時30分ごろ〜20時30分ごろ

 遅刻、早退自由。ご都合のよい時間、滞在ください

 

場所 「せたがや がやがや館」 3階 交流室

   東京都世田谷区池尻2-3-11 アクセス

   東急田園都市線「池尻大橋」駅から徒歩10分

 

新年会参加費 2500円

「ティク・ナット・ハンの微笑みと気づきの瞑想を体験する」参加者は500円引き

 

参加費には軽食や飲み物代、会場使用料がふくまれます。

経費を支払い後の残った参加費は、プラムヴィレッジのプラクティスが日本で普及する一助となるように寄付いたします。

 

軽食の用意がありますので、キャンセルされる方は1月11日17時までに必ずご連絡ください。軽食とお飲物(アルコールをふくむ)を用意しますが、差し入れ、お持ちより、大歓迎です!

 

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 申込み先

「ティク・ナット・ハンの微笑みと気づきの瞑想を体験する」と懇親会(新年会)の申込みは、別になりますのでご注意ください。

 

「ティク・ナット・ハンの微笑みと気づきの瞑想を体験する」http://www.kokuchpro.com/event/6151617c86b0d750de299447826a7335/

 

「A  Happy  Continuation Year  Party (新年会)」

http://www.kokuchpro.com/event/1027e1a82265299d95ddf92428371ccd/

 

 

問合せ

「ティク・ナット・ハンの微笑みと気づきの瞑想を体験する」&新年会 

世話人 森竹 karunanet2012@gmail.com