20世紀の大長老アジャン・チャー師の正統な流れをくむ、
その副僧院長を務める日本人比丘、アジャン・ニャーナラトー師の、
2日間にわたる日帰り(通い)リトリートを開催します。
前回の開催では、「ニャーナラトー師のもとで、心からリラックスして瞑想に取り組めた」「ブッダの教えを、実感を通して理解できた」「瞑想の対する認識が180度変わった」と、多くの感想をいただきました。
今回も師のご帰国に合わせて、過去にスペインの首都マドリッドで指導された2日間の通いリトリートを参考に、東京で2日間の瞑想リトリートをお願いしました。
アジャン・チャー系列の先生方は一般的に、瞑想のあまり細かいテクニックの指導はされないようです。ニャーナラトー師も「ホリデー オブ ザ ハート」「doing nothing(なにもしない)」などの言葉をキーワードに、あり方に重点をおいて瞑想を指導してくださいます。
仏教瞑想の本質に触れたい方はもちろん、普段、テクニックがしっかりした瞑想をされている方にも新たな視点を与え、瞑想に対する理解を深めてくれることと思います。
また、瞑想初心者の方も、無理なく取り組めるようにスケジュールを組みましたので、安心してご参加ください。
(リトリート中は基本、沈黙を守ります)
ニャーナラトー師のメッセージ
ねらいとしては、瞑想をあまり特別なものととらえず、
「普通」で、「ふだん」のあり方の中で、瞑想、
あるいは心のあり方を学んでいきたい、といったところを考えています。
閑静な環境に厳しくこもることができるのも素晴らしいのですが、
今回は日常生活に近いところでいっしょに瞑想に「ふれる」、「慣れる」、
そして日々の暮らしに「生かす」ということがテーマとなります。
※9月17日(日)〜18日(月・祝)には、京都でニャーナラトー師をお招きして、同じ主旨の通い型のリトリートを開催します。詳細の告知は、もう少しお待ちください。
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リトリート 10時〜19時
リトリート 9時30分〜16時30分
会場
ドネーション(寄付、お布施)
この金額が厳しい方は無理のない金額を、受付けでお渡しください。
もし、経費を支払い後に余剰が出た場合は、
支援者を通じて、ニャーナラトー師の日本での活動にご活用いただきます。
(ニャーナラトー師は戒律により、直接お金を扱うことができません)
なお、リトリートは、仏法を学び実践する有志が、身施(ボランティア)としてお世話させていただきます。
申込み先・問合せ
以下の申込みフォームからお願いします↓
アジャン・ニャーナラトー師の瞑想リトリート(日帰り) 2017年8月11日〜2017年8月12日(東京都) - こくちーずプロ(告知'sプロ)
事務局 森竹 karunanet2012☆gmail.com
→☆を@に変えて送信ください
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アチャン・ニャーナラトー師 プロフィール
仏教総合誌『サンガジャパン』の取材を受けるニャーナラトー師
本名:中尾茂人(なかお・しげひと)
医師の国家試験に合格後、精神的な探求のためアジアに渡る。
1986年、タイのアチャン・チャー師系列のワット・パー・ナーナ—チャート(国際森林僧院)でサーマネーラ(沙弥)出家。
1987年、具足戒を受けて比丘出家する。
2001年、イギリスのアマラワティ僧院に移り、現在は副僧院長を務める。
2016年7月 NHKラジオ「宗教の時間」出演。
仏教総合誌『サンガジャパン20号』(2015年4月発売:サンガ)にロングインタビュー掲載