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ご帰国中の英国アマラーワティー僧院のアチャン・ニャーナラトー師とオンラインでつながり、月例の「法話と瞑想の会」を開催します。
善を行うことに、何もないはずはない
善を行うということは、ただ本に書いてあることや理屈の上だけの話ではなくて、ほんとうに実を結ぶのだと、結ばないはずはないのだと、今さらながら思い、そのことにふれたくて今回のテーマにさせていただきました。
例えば、困っている時に助けの手を差し伸べる人たち、自分のことのように大丈夫かと気遣って行動する人たちーー。こうした行為が、ただその時だけの出来事、あるいは「まあ、そういうこともあるかな」といったあいまいな、漠然としたものなのでしょうか。ほんとうに、これだけのことがあって、何もなかったかのように消えていくのでしょうか。
いかにして幸せになれるか、幸せであるのか、を問うとき、善を行うことの大切さを、もう一度しっかりと捉えたいと思います。
「善因善果」と言いますが、それは、無理やり信じようとしたり、納得する理屈を探さないといけないものなのでしょうか。あるいは、「こうあって欲しい」とか「こうなのではないか」という想像や期待に留まるものなのでしょうか。
善を行うことの力、意味、もたらすものを、はっきりと自覚できればと願っています。そして、そうすることで、生きることに確信が育ち、広がるということに、もう一度目を向けたいと思います。
ただし、善と呼ばれるものに対して、実感がわかない、わからない、さらには「そんなものほんとうにあるのだろうか。はたして意味あるのだろうか」といぶかる思いが強い人も確かに少なくないと思います。多くの人にとっての「本音」なのかもしれません。
今回は、善の大切さ、力をテーマに、またその一方で、そこにどうしても向かわないような思いも正直に見つめる、そんな会となればと願っています。
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日時 2023年2月5日(日)
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申込み、お問合わせ
ニャーナラトー師「2月の法話と瞑想の会2023」 2023年2月5日 - こくちーずプロ
当日の午前10時まで、申込みを受付けます
アチャン・ニャーナラトー師 プロフィール
本名:中尾茂人(なかお・しげひと)
1958年、奈良県生まれ。
京都大学医学部卒業後、精神的な探求のためアジアを旅し、
タイのワット・パー・ナーナーチャート(国際森林僧院)で1986年サーマネーラ(沙弥)出家、
翌年具足戒を受けて比丘出家する。
タイのアチャン・チャー師系列の寺院で修行後、
2001年からイギリスのアマラーウァティー僧院に移り、
自身の修行と後輩僧侶の指導のかたわら、
欧州各国や日本に招かれ一般に向けての法話会や瞑想会でも指導されている。
仏教総合誌 「サンガジャパン20号」にロングインタビュー掲載
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ニャーナラトー師「2月の法話と瞑想の会2023」 2023年2月5日 - こくちーずプロ
当日の午前10時まで、申込みを受付けます
(受付担当 森竹)