昨日、曹洞宗国際センター20周年記念行事として行なわれた「英語翻訳版『伝光録』出版記念シンポジウム」(2017年11月27日開催)の記録誌をご恵贈いただいた。
貴重な記録をありがとうございます。ゆっくり読ませていただきます。
シンポジウムのパネリストの一人としたで登壇された奥村正博(おくむら しょうはく)師は、前曹洞宗センター所長で、現在は自身で開山された米国インディアナ洲三心寺におられる。
師は、1970年に安泰寺にて内山興正老師のもとで出家。その後、アメリカに渡り、マサチューセッツのバレー禅堂を共同設立。この禅堂は、当ブログを読まれている方には、後に藤田一照師や山下良道師が赴任された道場としてお馴染みだろう。
その、奥村正博師の絶版になっていた般若心経に触れた書籍が、ブックフェア・ポトラにも参加されていた、こだわりの本作りをしている小出版社から、この夏に再刊されると聞く。
そして、この4月には、私も少しだけお手伝いをした『ティク・ナット・ハンの般若心経』(改訂新版)も出版される。
今年は般若心経が、あらたな語り手たちを得て、再注目される年になるかもしれない。
私もまずは、佐々木閑先生の「NHK100分de名著ブックス 般若心経」や、スタンダード中のスタンダードの松原泰道先生の『般若心経入門』を、皮切りに学びを進めていこう。